お客様の声voice

- 476 -  東京都 百瀬様 

現代の食品や調味料、お酒などは、果たして「本物」と言えるのだろうか?
とよく疑問に思うことが多いのです。
工業製品化された大量生産品による似て異なるモノに慣らされているのではないかと

いつも疑問に感じています。
もちろんそれらの製品を否定するつもりはありません。
用途等によっては、必要不可欠な場合もあると思います。
しかしながら私は、「本物・本来の味わい」を現代において体験したい。
と思っています。

日本企業は、技術力があるので、もっともらしく作ることには長けています。
でも江戸時代やそれ以前から存在しているお醤油やお味噌、お酒などは、
現代の機械での大量生産による製法や材料からすれば、本物の味わいではないと
素人ながら思っていました。

また、工業製品として大量生産されているものは、常に同じ味を保つことが
前提と思いますが、それも本来あるべき姿であろうか。と疑問に感じています。
麹菌は生き物ですから、自然環境の変化や気象状況等により、風合いが
変わるのは、極々自然なことだと思います。
むしろ変化があるのが普通だと思います。
江戸時代の頃は、そういうところからも自然環境の変化のバロメータと
されていたのだろうと思います。
またそういう変化を文化的な心のゆとりとして、愉しんでいたのだろうと思います。

そういう粋な時代の貴重な体験を現代においてできるのも、御社は、江戸時代から
使い続けられている貴重な醸造所を大切に保持されて、伝統的な製法を頑なに
継承されている丸中醤油の古式製法ならではのものと思っております。
毎年どんな風合いや香り、味わいになるのかをとても楽しみにしています。

もう20年近く前になると思いますが、インターネットで情報収集をしていたところ

運良く御社のサイトに辿り着くことができて、ようやく私が最も理想としていた
蔵元さんを探し当てた瞬間は、飛び上がるほどとても感動しました。
その時から今までずっと継続して注文させて頂いております。
もちろん他社に浮気はしていませんよ。(笑)
当時は、FAXと郵便振替だったかと思います。

これからも末永く日本が誇る伝統技術や伝統文化の貴重な継承役として
世代を繋いで、伝えて頂けることをとても期待しています。
私達は、作ることができないので、その活動を支援するユーザとしてファンとして、

日本人の誇りを忘れることなく、サポートしていければと思っております。

 

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